バナナの茎からうまれた、新たな繊維バナナクロス
私たちは、これまで捨てられていたバナナの茎から、繊維を取り出して生地にする技術を開発しました。
植物由来の素材「BANANA CLOTH®」です。
バナナのキホン
バナナは熱帯・亜熱帯地域で広く栽培されている果物で、世界中で愛されている食品のひとつです。
果実は栄養価が高く、朝食やおやつとしても人気があり、輸入果物の中でもトップクラスの消費量を誇ります。
日本では年間約100万トンのバナナが消費されており、これは一人あたり年間で約80本食べている計算になります。まさに「国民的フルーツ」といえる存在です。
ビタミンB,E,Gも含む
野菜として食用
食用、酒類の生産
野菜として食用
食用・家畜飼料・繊維利用など
家畜の飼料
殺菌作用があり皿や食料品を包むのに利用
バナナ Banana
バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。
大型の多年草で、東南アジア原産。
2018年財務省貿易統計より
廃棄される茎の現状

バナナは実を収穫したあと、再び芽を育てるために古い茎を伐採します。この茎は毎年世界中で約10億トンも廃棄されており、その多くが焼却や野積みにより処理されています。結果として、土壌汚染、悪臭、温室効果ガスの発生といった深刻な環境負荷を生んでいます。
BANANA CLOTH®は、この“ごみ”とされていた茎を、再生させる素材です。
出典:東京都立産業技術研究センター「バナナ茎部の再利用に関する研究報告(2003年)」
出典:One Planet Cafe(http://oneplanetcafe.com/paper/2019/08/15/hello-world/)
※世界の廃棄茎量(年間約10億トン)は複数調査を元にした推定値です。
バナナの糸ができるまで
バナナの茎1本(約25kg)から、500〜750gの繊維が採取可能です。
茎を40〜50cmで切り外皮3層を除去。残りを剥皮機で細い繊維状にし天日乾燥。
繊維を櫛でならして精錬・解繊。繊維方向が揃った綿にします。
バナナ繊維を綿と混紡し細く引き延ばしながら1本に撚り合わせて糸にします。
糸を縦横に緻密に組み合わせて1枚の布状に仕上げます。
布地を型紙に合わせて裁断し縫製して衣服を完成させます。

BANANA CLOTH®が描く、 これからの素材のかたち

BANANA CLOTH®は、これまで廃棄されていたバナナの茎から生まれた天然繊維です。
1本の茎(約25kg)からは500〜750gの繊維を採取でき、新たな水・農薬・肥料を使わずに活用できる点も特長です。廃棄物の再活用により、雇用機会の創出や衛生環境の改善にもつながっています。
従来の「栽培してつくる」天然繊維とは異なり、「すでにあるものを活かす」素材です。
サンプルで見る、BANANA CLOTH®
“茎から生まれた糸”が、どんなプロダクトへと姿を変えるのか。サンプルで確かめてください。








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